2008年9月21日日曜日

2年生は明日からテストだそうで

定期テストがなくなってしまった我々3年生は、模試をこなしながら受験勉強です。
 
さてこの間、ふと浮かんだ疑問がありました。
「物を投げるとき、一番遠くに着弾…着地する投射角は、投射速度の影響を受けるのか。受けるとすればどういう関数なのか」
 
話せば長くなるのですが、結局のところ到達距離は
v02sin2θ/gということで、答えは「投射速度に関係なく45°」です。
 
角度によって落ちる場所が変わる様子をグラフに表してみました。
v02/g=1とし、角度を0°~90°の範囲で2°刻みで動かしています。
ただし90°は値エラーのため表示されていません。なお、解の45°は2°刻みには含まれませんが、赤グラフで別表示しています。
 

 
 
ひとつ前の記事に書いたVioloncello da spallaを、Sigiswald Kuijken氏が構えている様子を、楽器の制作者D. Badiarov氏が撮影してブログに掲載なさっています。ぜひどうぞ。
ちなみにこの記事は、ぼくが見に行ったコンサートのリハーサル風景です。

2008年9月14日日曜日

JSB

息抜きにコンサートを聴いてきました。
第10回記念福岡古楽音楽祭の、昨13日に開かれた「グランドコンサート第2部」です。
場所はアクロス福岡シンフォニーホール。
曲目はすべてJ.S.バッハで
1. ブランデンブルク協奏曲Nr.1
2. ブランデンブルク協奏曲Nr.3
3. 管弦楽組曲Nr.2
4. ブランデンブルク協奏曲Nr.5
5. 管弦楽組曲Nr.4
という構成。
楽器はすべて古楽器。少し小さめの優しい音が鳴りました。
見慣れない楽器もたくさんあるわけでして、たとえば"violino piccolo"(小さなヴァイオリン)とか"basse de violon"(つまりチェロ)とか。
個人的にびっくりしたのがラッパ隊と肩乗せチェロ。
ラッパはホルンとトランペットを、二人の奏者がそれぞれ持ち替えていましたが、それがなんとシリンダー無の自然倍音ラッパなんです。音程が吹き分けられるだけでびっくりしてる所に、トリルも鳴らす。いやはや。
肩乗せチェロ――violoncello da spalla――というのはここ数年の間に発掘が進んでいる、まだ世界に数本しかない古楽器ということです。Dmitory Badiarovという方が復元製作・演奏していて、今回はご本人も演奏に参加。音量には劣るものの、ヴァイオリン・ヴィオラと軽快なコンビネーションを見せました。
あとは34歳のチェンバロの早弾きがきれいだったなぁ……。
東京でもっと聴きたい古楽です。

2008年9月7日日曜日

写真館をやる気力がない。


写真の注文を取る気力はないけど、写ってる写真をまとめて渡して金をせびるような超悪質業者になりたくもない(笑)
 
附設高校の体育祭が昨日2年生の主導のもとに開催され、日程の最後まで雨が降ることもなく、進行に差し障るような大災害もなく、見事な体育祭となりました。
附設生にありがちなのが、自分を過信して水分をあまりとらないとか前日あまり眠らないという人。そのおかかどうか知らず、体調不良がやたら出ましたね。もう少し気をつけようよ。

去年は運営側として動き回り、競技に出るか放送機器をいじるか集計するかという中で、やぐらに上ることは1度もなく、写真はたった415枚しか撮れませんでした。それに対して今年はやぐらに上ることも何度かあり、集計の手間もなく、写真は350枚も撮れました。あ、減ってる。

いやはや完全にお客様の3年生です。
たしか先輩ってのは・・・進行の邪魔だよね?>2年生
そう、無駄な時間を使ってしまうものです。もはや伝統みたいなものといえなくもないけど。
そういうわけで楽しませていただきました。感謝します。
じっさいあの時刻にちゃんと終わったってだけで十分じゃないか。あ、違う?
とにかく今は浸って、定期テストが忙しくなる前に反省点を書き出して来年の材料にすることです。


やたらと筋肉痛が出て、明日月曜日に体育があるなんて信じられないんだけど、まぁ仕方ないか。

2008年9月4日木曜日

筑後地区震度3記念

昔更新してたHPに掲載した、3年前に起きた福岡西方沖地震のレポートを久しぶりに見つけました。
先ほど9月3日23時32分ごろ近所で地震が起きたようなので、記念に貼りつけます。

2005/3/23 (Wed) 地震だった
忘れてました。地震ですね。福岡県民ですからレポートしておきましょう。
 本震の時僕は福岡空港近くのテニスクラブで大会に参加してました。1回戦(一応勝った)が終わってすぐ,荷物を置いてたコートのベンチに近づいている最中,足元がふらつきその場に座り込んでしまいました。てっきり眩暈だと思ったんです。
 ところが座ってからも揺れるんだもの。それで地震と分かりました。コートの外からはHOMINES SAPIENTES(ホモ・サピエンスの複数形主格)の叫び声なんか聞こえて。パニックは起こりませんでした。コートから出ると携帯テレビを持ってる人がいて,横からのぞき込んでいるとなんと6弱。こんなのを自然の中でまともに食らったのは初めてです。福岡市の防災センターで人工7の体験ならやったんですが。
 そのあとは,至る所で携帯電話を耳に当てている人が見受けられましたが,会話は殆どできていません。同じことを考えている人が100万人くらいいたんじゃないでしょうか。電話会社が通信規制なんか掛けちゃってましたし。福岡空港からはヘリが盛んに飛びました。県警を皮切りにテレビや新聞,海上保安庁,陸自など。空自のC-1輸送機も空港から上がってました。
 本震の直後に止まっていた地下鉄も帰宅の頃には運転を再開していました。天神駅にたどり着いて地下街に入ると見渡す限りシャッターが下りています。そして福ビル(福岡ビルディング)へ上がる階段が閉鎖されてました。地上に上がって見たものは,ご存じの通り多数のガラスが割れてしまった福ビルの姿。よく崩れなかったなぁ…と思いつつ駅へ向かうと号外が配られています。讀賣新聞「玄界島 集落無残」。場所が分かりませんでした。読みつつ西鉄の福岡(天神)駅に入ると店が閉まってる。コンビニが食べ物を放置して消灯してしまっています。
 帰りの特急電車は定刻に発車しましたが,普段特急電車は総て6両か7両なのにこのときは4両。放送でその旨を伝える駅員も笑うような声でした。なんかかわいい4両特急など乗り継いで無事帰宅。よかった。友人のMDコンポが棚から墜落したそうです。

2008年9月3日水曜日

あきかせにたなひくくものたえまより

少し涼しくなって
法師の声が疎らになって
綿雲がゆるると流れて
飛行機の尾がずっと残って
田んぼの緑が盛り上がって
夕方の西空が真っ赤になって
ちょっぴり淋しくなる季節です。

空の写真は溢れてるので,空が間接的に写った写真が見たいものです。
印象派風に描いてもいいかも知れません。

センター試験まで40週を切ったとかで色めくわけですが,このたびは芸術週間でヴィヴァルディを弾きます。校外の方はご覧になれませんけれど。
伴奏が見付かって何より。


3日後には体育祭が終わっています。(あ,広報委員が終わってるかどうかは分からないけど)
去年横瀬がダウンしたという周知の事実が今なお鮮やかに思い出されます。


高校生活が,だいぶ終わりに近付きます。